長岡京市市民活動サポートセンターとの共催で実施
地域でSDGsを(概要報告)
1 日時 令和2年9月3日(木)午後2時~同4時
2 場所 長岡京市バンビオ6階 創作室1
3 参加者 SDGsに関心のある方約20人
4 内容
(1)司会者紹介 西村日出男(こここCOライブ)
(2)話題提起 (各10分)
ア 中山 秀亞 様(長岡京市市民活動サポートセンター)
「市民活動の視点からみたSDGs」
イ 長澤 拓巳 様(長岡京市環境政策室)
「地方自治体とSDGsとの関わり方」
ウ 永田 健一 様(京都府乙訓教育局)
「学校におけるSDGs」
エ 古澤 登美代 様(乙訓の自然を守る会 ちょこボラ)
「自然への興味関心を膨らます機会をつくる」
オ 江川 宗治 様(長岡京市環境の都づくり会議)
「どうする?SDGs!」
*それぞれのご所属の活動を通して、SDGsとの関わり方や今後の課題等について
課題提起された。多くの団体がどのようにSDGsと関わりながら活動されている
かよく分かる課題提起だった。
(3)意見交流(概要)
・参加者A ボーイスカウトとして子どもたちと関わっている。2030年まであと10年だが、まず、知るということが大事だと思いながら聴いていた。ゴールに向けてどのようにしていけばよいか考えていかなければならない。
・参加者B 株式会社リブという企業で広報の担当をしている。企業の発展も含め、環境問題等、企業として一緒に連携していくことを大切にしていきたい。そのために企業に求めていることを教えていただきたい。
・参加者C バンビオ1階のサポートセンターで仕事をしている。このような取組が新聞等で紹介されることによって、長岡京市に広がることを願っている。
・参加者D 新聞にSDGsの認知度についての記事があった。日本は認知度が低いことがわかった。今使っている教科書や今後使用される教科書にSDGsについて多く取りあげられている。このことから子どもが学び認知度は上がってくる。子どもたちが新聞を使ってターゲットを選び、どのように取り組むかを考える授業もある。
・参加者E 大山崎町で民生委員をしている。また子育ての支援をしている。SDGsについて勉強になった。今後関心をもって動きださなければならないと思った。
・参加者F 発展途上の国では貧困状態で、とても厳しい状況が続いている。特にラオスは厳しい。阪急電車もSDGsの広告を出している。企業も動き出している。
・参加者G SDGsについて言葉が分かりにくい。具体的になにをしたらよいか、自
分にできることを考えて聴いていた。
・参加者H 生活学校の取組をしている。フードバンクや子どもの貧困について取り組んでいる。日本は豊かな国のようで貧困が大きな問題となっている。
・参加者I 長岡京市にある西山短期大学で教員養成に関わっている。6月からリモート授業がスターした。学生は命を大切にした教育についても学んでいる。大学で何かできるか考えて聴いていた。
・参加者J 子どもたちに関わって活動している。平和と幸せがつながる取組について
自分ができることを考えていきたい。
・参加者K サポセンで活動している。130団体登録。活動を継続していくことを大切にしている。様々な差別がおこっているが、SDGsとコロナ禍はつながっていると思う。
このあと、西村先生からのまとめがあり、諸連絡をし、閉会
長岡京市SDGs交流会 (2020年(令和2年)9月3日@バンビオ)
感想・意見・提案など
本日は長岡京市SDGs交流会ありがとうございました。
様々な活動が実施されていることを改めて実感するとともに、しっかりと活動が認知されることが重要だと感じました。まちづくりを事業としてさせていただいているリヴとしても、SDGsに貢献することが企業として存続する上で重要と認識し活動していますが、それぞれが独立して活動するのではなく、連携していかないといけないと考えています。
チーム「おとくに」として、地域からみんなが繋がって相乗効果を出せるような仕組み・企画を一緒に考え、行動していきたいです。
今後とも宜しくお願いいたします。
【西村日出男 9/4-2:03】
昨日の「まとめ集」を記録として残しておきたいと思います。以下の5点をデータでまとめておきたいと思います。①昨日のPPT(サポセンにすでにあるものを使わせていただきます)②発表原稿、③アンケート集計結果(サポセンで集計していただきます)④参加者から感想文等。⑤スナップ写真、たくさん撮って頂いたようです。
ゆくゆくは無料のHPを作成して活動を保存、公表したらどうかと思います。私のHPの考え方は最新のデータというよりも、オープンな資料保管場所という考えです。例えば「長岡京市民大学」の内容は以下のURLにアクセスしたら見られます。皆さまはどのようにお考えでしょうか?
https://nagaokakyou-shimindaigaku.jimdofree.com/
「長岡京市SDGs交流会」は今回を第1回として2030年まで10回開催したいと考えています。今回のご意見やアンケートを考慮して、いろんな内容が考えられます。皆様のご意見をお聞かせください。
もっと具体的な実践例を発表(発表毎に意見交換)/テーマ(ロゴ)を絞って、意見交換をする。(開催頻度を増やす。これはサポセン行事として)/些細な活動がSDGsとどのように関わっているか。事前にSDGsを知悉している必要がある。/SDGsの全体像を講演(講演者を探すのが至難)全体像は各自が17の目標、169のターゲットを自学するしかないかな?/「長岡京市SDGs交流会」に何を求めるか。/コロナの制約が無ければ、サポセン1階で開催し、交流に時間をかける。/サポセンにSDGs資料を置き、閲覧する。/アクセスの関係で会場を移す。/土・日・祝日の開催を考える。/名称を「おとくにSDGs交流会」に変更する、、、、、
感想ですが、それぞれの団体が課題解決に向けて、自分たちなりの目標、信念を持ち活動していくことが大事だろうと思います。昨日の発表の中で最後に伝え忘れましたが、「大好きなまち長岡京が、これから先も10年後も、自然豊かなまちでありますように」その思いを持ちながら活動を持続させていきたいと考えています。課題は活動をつないでいく若手の育成が間に合っていないこと、他団体や企業との連携が図れていないことです。異分野とのコラボも。
今後ですが、サポセンのひもじばを活用して、気軽な集まりをするという手もあります。テーマ別の。名付けて、SDGsカフェ 興味のある人が自由に参加して意見交流できたらいいと思います。
昨日の運営ですが、サポセンの場所は空いていたので、もっと話したい方は残ってもらい、下のサポセンへどうぞと案内しても良かったかも。密にならないようにする必要がありますが。話題提供者全員にも少し残ってもらって、最後の振り返りをしたら良かったのではないかと思いました。
【古澤登美代さん 9/4-8:16】
次の話題提供者に、おとくにパオはいかがでしょうか?長い歴史があり、一貫して子どもたちの遊ぶ場を保障し、子どもたちの健全な育ちを見守る活動を続けておられます。たくさんのこどもがパオの体験活動の中で育ち、中学生になったらリーダーとなり、活動を支えています。
【加藤善朗さん 9/4-9:00】
SDGsは意識に常駐させておかなきゃいけない課題だということがよくわかりました。西村先生から18番目を何にするかというお題をいただきました。私は何かにとり組むとき、包括的にバランスよく、具体的な行動で臨む、という姿勢を18番目にしたいと思います。
【中川久徳さん 9/4-11:19】
9/3(木)午後 SDGs交流会に参加。 NPO、行政、教育 等各領域でのSDGsへの取組状況をお聞きできました。 積極的に意識して取り組んでおられる組織がある一方で、「SDGsってなに?」の方もおられる。
① SDGsの認知を高める。
② 多くの団体や個人が 今やっている行動がすでにSDGs。
③ より積極的に取り組むためには何をすべきか? そして行動! 意識・理解をしている段階から実践行動に移していかないといけないと、改めて感じました。 さて、どんな行動をする?
【山口さん 9/4 -14:04】
特に教育の分野で語っていただいた方の発表が興味深かったです。SDGsは日本語訳が「持続可能な開発目標」であることから、環境分野のことだけという誤解がよくあります。しかし、教育分野ではちゃんと理科や社会や技術家庭科など、いろいろな分野の教科書で掲載されているということで安心しました。
また、昨日は市民団体活動をされている方の参加が多かったように思いますが、個人でできるSDGsもたくさんあるように思いました。たとえば、フェアトレードやエシカル消費。「倫理的な消費」と訳されたりします。「店頭で安くて買いやすくても、輸入元の発展途上国では、本来教育を受けているべき年齢の子ども達が児童労働により低賃金で働かされている現状があったりする。」こうした世界の状況にも思いを巡らせ、一人の消費者としてフェアトレード商品を購入するよう努めることも、SDGsの理念である分野横断的によりよい社会を目指すという考えに通じるものがあると思いました。
【佐々木和隆さん 9/5-13:52】
先日9/3の「長岡京市SDGs交流会」勉強になりました。SDGsの学習以外に参加者との交流という新たな場面設定が出来たことが嬉しかったです。具体的には、西山短大学長の加藤先生とお目にかかれ、交流会後しばらく話す機会がありました。素敵な方でした。少林寺拳法も話題になりました。西山短大の学生さんや地域の障がいを持たれた方々のために、私に出来る事は精一杯協力させてほしいとお願いしました。素敵な出合いを用意して頂き感謝です。
【澤田和子さん 9/7-13:08】
いつもありがとうございます。笑いヨガのらふさぽーと 澤田和子です。昨日の会議SDGsの話、ありがとうございます。500字の作り方がわかりませんのでおもいつくまま、ちょっと整理してかきます。すべて、めっちょおもいつくまま書いてみます。送っていいのか?でもきっと、この運動は、いろんな人が声を上げるというのが一番必要なことかもと思ったので、おくる事にしました。
なぜ、参加したか?ボラセンで、時々お話しされてたので、TVでこのマークつけてる人がふえたから。しかし、帰りに社協さんに用事があって、よせていただいたら、こういう会議してるのを担当の方は会議の事をしらなかった。SDGsの話がおおきいのに、ふしぎだなって思いました。
内容は?なんか上から降ろすって感じがおおきかった????マークとサイト。それぞれの人は、生きやすさをもとめていきてると思います。このマークがおおきな旗印である事。サポセンのラインの登録者そのままで新しいlineグループをたてて何かテーマ「ゴミのみずきりとゴミ捨て方法」取り留めもなく書いてもらう。そして、そのlineグループに他の人も紹介してもらう。書けるサイトを用意するー理想?そうかサポセンのホワイトボードに付箋でいろんな人にかいてもらう。おおきなテーマによって付箋の色をかえてみる。それを企業や他の人が力を貸してくれる。なによりもマークと趣旨をみんなに知ってもらうこと?すくなくともバンビオのホールにマークの付いたポスターがないのは?
【永田健一さん 9/9- 15:50】
アンケート集計や感想も見せていただきました。SDGsに対して内容への理解の強弱はあるかもしれませんが、どの方も意識が高く、何か自分にできないことはないかと積極的に考えておられることが分かりました。
実は普段から自分たちが取り組んでいるひとつひとつが、意識していなくてもSDGsのどこかにつながっていることを意識することが第一歩だと思いました。
感想の中に「交流」「つながり」などがあるように、出会いの場としての交流会の価値を感じました。ちなみに、私も何十年かぶりにお会いできた方がおられ、久ぶりにお話ができました。
これからも、「交流」や「つながり」を大切にしながら、SDGsを意識した取組が広がってほしいと思います。
交流会の開催について京都新聞に掲載いただきました。